サイト構築・改善 公開

Shopifyのチェックアウトに項目を追加する方法|配送日時指定・ギフトメッセージ・配送指示

配送指示・ギフトメッセージ・配達希望日などをチェックアウトで受け取る方法を、プランごとに整理。標準のカスタムフィールド(近日公開)の条件、Plusで今できること、Plus以外でカートの画面で受け取るときの注意まで。

この記事で分かることShopifyのチェックアウトに入力欄を足す方法は、プランで変わります。2026年10月に発表された標準のカスタムフィールドは、チェックアウトの編集画面からブロックとして入力欄を足せる機能ですが、2026年10月29日時点では「近日公開」で、年末商戦の前と期間中には出ないとヘルプに書かれています(早くてもサイバーマンデーの2026年11月30日の後)。出たあとも、Plus以外のプランで足せるのは配送指示とギフトメッセージだけで、日付や選択肢の入力欄はShopify Plusだけです。Plusなら、今もCheckout Blocksのカスタムフィールドで日時や選択肢を受け取れます。Plus以外で配達希望日を受け取るには、カートの画面で受け取るアプリを使うのが今の方法ですが、カートを飛ばす簡単なチェックアウトボタン(「今すぐ購入」やShop Pay・Apple Payなど)から買われると入力されない点に注意が要ります。

Shopifyのチェックアウトに「配達希望日」「ギフトメッセージ」「配送のご要望」などの入力欄を足したい、という相談はよくあります。2026年10月、Shopifyはチェックアウトに入力欄を足せる標準の機能(カスタムフィールド)を発表しました。

ただ、この機能はまだ使えません。使えるようになっても、Plus以外のプランで足せるのは配送指示とギフトメッセージの2つだけです。配達希望日の入力欄は、Shopify Plusでしか作れません。

この記事では、Shopifyでストアを運営している人に向けて、チェックアウトで追加の情報を受け取る方法を、プランごとに整理しました。根拠はShopifyのヘルプセンターと開発者向けドキュメントで、内容は2026年10月29日時点のものです。

  • 標準のカスタムフィールドでできること、できないこと(料金プランの違いはShopifyの料金プラン)
  • Shopify Plusで今できること(Checkout Blocks)
  • Plus以外のプランで、配達希望日を受け取る方法と注意点
  • Shopifyの「配達予定日」の機能との違い

結論:チェックアウトのカスタマイズ方法は、プランによって違う

Plus以外のプランが標準の機能で足せるのは、配送指示とギフトメッセージだけで(近日公開)、日付の入力欄はShopify Plusだけです。チェックアウトで追加の情報を受け取る方法を、プランごとに先に図で示します。

チェックアウトで追加の情報を受け取る方法を、Plus以外のプランとShopify Plusで比べた図。標準のカスタムフィールド(近日公開)は、Plus以外は配送指示とギフトメッセージだけ、Plusはテキスト・テキストエリア・選択リスト・日付・チェックボックスも。Checkout Blocksのカスタムフィールドと、情報・配送・支払いの画面のチェックアウトUI拡張はPlusだけ。カートの画面で受け取る方法(注文メモ・属性・配送日時指定アプリ)はどちらのプランでも使える。Plus以外で配達希望日を受け取るなら、カートの画面で受け取る方法が中心
チェックアウトで追加の情報を受け取る方法と、プランごとの可否。Shopifyのヘルプセンターと開発者向けドキュメントをもとに作成(2026年10月29日時点)(画像を押すと拡大できます)

表にすると、次のとおりです。

方法Plus以外のプランShopify Plus今使えるか
標準のカスタムフィールド配送指示とギフトメッセージだけテキスト、テキストエリア、選択リスト、日付、チェックボックス近日公開
Checkout Blocksのカスタムフィールド使えないチェックボックス、日時、生年月日、プルダウン、電話番号、ラジオボタン、テキスト使える
自作・アプリのチェックアウトUI拡張(情報・配送・支払いの画面)使えない使える使える
チェックアウトUI拡張・Checkout Blocks(サンキューページ・注文状況ページ、表示だけ)Basic以上で使える使える使える
カートの画面で受け取る(注文メモ、カートの属性、配送日時指定アプリ)使える使える使える

Plus以外のプランで配達希望日を受け取るなら、今も、標準のカスタムフィールドが出たあとも、カートの画面で受け取る方法が中心になります。

標準のカスタムフィールド:2026年10月発表、まだ使えない

Shopifyの標準のカスタムフィールドは、チェックアウトとアカウントの編集画面で、入力欄をブロックとして足す機能です。Shopify Editions 秋’26で発表され、ヘルプにも説明のページがあります。

提供の時期について、ヘルプには次のように書かれています。

  • 2026年10月29日時点では「近日公開」で、まだ使えない
  • ブラックフライデー・サイバーマンデーの前と期間中には出さない。その間にチェックアウトを変えることもない
  • 出たときは、チェックアウトとアカウントの編集画面に自動で追加される。申し込みや早期アクセスは要らない

提供日は発表されていません。2026年のサイバーマンデーは11月30日なので、早くてもその後になります。出たときは、管理画面の[設定]>[チェックアウト]から開く、チェックアウトとアカウントの編集画面で設定します。

足せる入力欄の種類

足せる入力欄の種類は、プランで違います。

種類用途の例Plus以外Plus
配送指示置き配の場所、配達時の注意使える使える
ギフトメッセージ贈り物に添えるメッセージ使える使える
テキストフィールド会員番号など1行の入力―使える
テキストエリア特別な要望など複数行の入力―使える
選択リスト選択肢から1つを選ぶ―使える
日付配達希望日―使える
チェックボックス選ぶか選ばないか―使える

入力値の保存先と、設定できること

入力された値は、注文のメタフィールド(注文に付けられる追加の項目)に保存されます。配送指示とギフトメッセージは、Shopifyが用意した定義を使うので、メタフィールドを自分で作る必要はありません。値は、管理画面の注文の詳細の「メタフィールド」の欄で確かめられ、初期設定ではサンキューページと注文状況ページにも出ます。

ヘルプに書かれている、設定できることと制限は次のとおりです。

  • 多くの入力欄は必須にできる。ただし、チェックボックス、配送指示、ギフトメッセージは必須にできない
  • 必須にすると、入力するまで購入を終えられないので、チェックアウトの完了率が下がることがある(チェックアウトでの離脱はカゴ落ちの記事を参照)
  • 特定のコレクションの商品がカートにあるときだけ出す、という条件を付けられる
  • マーケットごとにチェックアウトを分けている場合は、マーケットごとに設定を変えられる
  • 注文全体に1つの入力で、商品ごと・荷物ごとには付けられない
  • 配送指示は、配送方法の欄より後ろにしか置けない

標準のカスタムフィールドは、GoogleのAIモードやMicrosoft CopilotなどのAIの中のチェックアウト(ダイレクトチェックアウト)にも表示されます。一方、アプリで足した入力欄は、AIの中のチェックアウト(AIのチャット画面の中で購入まで終わる仕組み)には出ない場合がある、とヘルプは書いています。AIの中での購入の状況はShopify Editions 秋’26の新機能まとめにまとめています。

ULTRO NOTES|サイト構築・改善Shopify Editions 秋'26の新機能まとめ|日本のストアで使えるもの・使えないものShopify Editions 秋'26(Fall '26、2026年10月)の新機能・アップデート150以上から、日本のストアで今使えるもの、まだ使えないもの、対象外のものを、Shopifyのヘルプで確かめて分けました。MetaのAIの中での購入に日本が入った点も整理しています。

Shopify Plusなら今できる:Checkout Blocks

Shopify Plusのストアなら、Shopify製のアプリ「Checkout Blocks」のカスタムフィールドで、今もチェックアウトに入力欄を足せます。ヘルプによると、カスタムフィールドのブロックを作れるのはPlusのストアだけです。

入力欄の種類は、チェックボックス、日付・時刻、生年月日、プルダウン、電話番号、ラジオボタン、テキスト入力です。標準のカスタムフィールドにない「日付と時刻」「電話番号」も選べます。

保存先は3つから選べます。おすすめは、Shopifyが推奨している注文のメタフィールドです。

保存先特徴
注文のメタフィールドShopifyが推奨
注文の属性標準の納品書と下書き注文には対応していない
注文メモお客様がカートで入れた注文メモは、この入力で置き換わる。下書き注文には対応していない

ヘルプによると、配送先や請求先の住所の入力欄の中には足せず、既存の入力欄の上か下に置く形です。作ったブロックは最初は下書きなので、「Active」にしてからチェックアウトに出ます。

Plusでは、自分でチェックアウトUI拡張(アプリや開発者がチェックアウトの画面に部品を足す仕組み)を作るか、そうしたアプリを入れる方法もあります。Shopifyの開発者向けドキュメントによると、情報・配送・支払いの画面に出るUI拡張は、Shopify Plusのストアだけで使えます。サンキューページと注文状況ページに出すものは、Starter以外のプランで使えますが、購入の前に入力してもらう用途には使えません。

Plus以外で配送日時指定(配達希望日)を受け取るには

Plus以外のプランで配達希望日を受け取るなら、カートの画面で受け取る方法が、今も標準のカスタムフィールドが出たあとも中心です。

テーマのカートの画面には、注文メモ(お客様が自由に書ける欄)と、カートの属性(名前を付けた追加の入力欄)を置けます。注文メモは、多くのテーマでテーマエディタのカートの設定から表示できます。設定の名前はテーマによって違うので、使っているテーマで確かめてください。日付を選ぶ欄や時間帯の選択肢を作るには、配送日時指定アプリを使うか、開発者にカートの属性の入力欄を作ってもらいます(開発者向けには、カートのフォームに name="attributes[項目名]" の入力欄を置く方法がShopifyのドキュメントにあります)。日本の配送日時指定アプリの多くは、カートの画面で日時を選んでもらう作りです(各アプリの説明による)。

アプリを選ぶときは、時間帯の指定、休業日や最短のお届け日の設定、送り状を作るソフトへの書き出しに対応しているかを確かめます。入れたら、テスト注文をして、入力した日時が注文の詳細画面のどこに出るか、出荷の担当が見る場所を決めておきます。

カートを飛ばして買われると、入力されない

カートの画面で受け取る方法には、弱点があります。カートの画面を通らずに買われると、入力されません。先に図で示します。

カートの画面に置いた配達希望日の入力欄が、カートを飛ばすと出ないことを示す図。カートに入れた場合は、カートの画面で配達希望日を選んでからチェックアウトに進み、配達希望日が注文に入る。今すぐ購入などの簡単なチェックアウトボタンを押した場合は、カートをスキップしてチェックアウトに進み、配達希望日の欄は出ない。標準のカスタムフィールドの配送指示とギフトメッセージはチェックアウトの中に出るので、カートを飛ばしても入力してもらえる
カートの画面で配達希望日を受け取るときの抜け道。Shopifyのヘルプセンターをもとに作成(2026年10月29日時点)(画像を押すと拡大できます)

Shopifyのヘルプによると、簡単なチェックアウトボタン(商品ページの「今すぐ購入」や、Shop Pay・Apple Payなどのボタン)を押すと、お客様はカートをスキップしてチェックアウトに進みます。どのボタンが出るかは、決済の設定やお客様のブラウザで決まり、ストア側では選べません。Shop PayのしくみはShop Payとはにまとめています。カートに置いた配達希望日の欄は、この経路では表示されません。配達希望日を必ず受け取りたいなら、次のどちらかを決めておきます。

ULTRO NOTES|サイト構築・改善Shop Payとは|コンビニ払いは使える?安全性と手数料も解説Shop Payは、Shopifyのストアで住所とカードの入力を省ける決済方法です。日本ではコンビニ払い・PayPay・分割払いは使えません。安全性、手数料、ShopアプリやApple Payとの違い、どこの国のサービスかを整理しました。
  • 商品ページの簡単なチェックアウトボタンを表示しない(テーマエディタの商品ページの設定で切り替えられることが多い。Shop Payなどのボタンも消えるので、購入までの手間は増える)
  • 配達希望日が空の注文があることを前提に、出荷の担当が確かめる手順を決めておく

AIの中で完結する購入(GoogleのAIモードやCopilot、Metaなどのダイレクトチェックアウト)も、ストアのカートの画面を通りません。日本の購入者がAIの中で買える状況はエージェントコマースとは?UCPとACPの違いと日本で今できることにまとめています。

ULTRO NOTES|SEO・LLMOエージェントコマースとは?UCPとACPの違いと日本で今できることエージェントコマース(agentic commerce)は、AIが商品探しから購入までを代行する買い方です。GoogleのUCPとOpenAIのACPの違いを表で比べ、各社の対応状況と、日本のECが今できる手順を公式情報で整理しました。

Shopifyの「配達予定日」は、お客様が選ぶ機能ではない

「Shopify 配送日時指定」で調べると、Shopifyのヘルプの「配達予定日」のページが出てきます。これは、お客様が日付を選ぶ機能ではありません。

配達予定日は、出荷までの日数と輸送の日数から計算した配達の目安を、ストアがチェックアウトに表示する機能です。自動と手動の2種類があります。2026年10月29日時点のヘルプでは、自動の配達予定日(Basic以上)の対象はアメリカ、カナダ、ニュージーランド、ヨーロッパの一部の国で、手動の配達予定日の対応国も、輸送時間を設定した定額配送料の場合でカナダ、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、オーストラリアです。どちらにも日本は入っていません。

どの方法を選ぶか

ストアの状況ごとに、どの方法を使うかをまとめます。

ストアの状況使う方法
置き配の場所など、配達の要望だけ受け取りたい標準のカスタムフィールドの配送指示を待つ。それまではカートの注文メモ
贈り物のメッセージを受け取りたい標準のカスタムフィールドのギフトメッセージを待つ。それまではカートの注文メモか属性
Plus以外で、配達希望日を受け取りたいカートの画面で受け取る配送日時指定アプリ。簡単なチェックアウトボタンの扱いも決める
Plusで、配達希望日や選択肢を受け取りたい今はCheckout Blocksのカスタムフィールド。標準のカスタムフィールドが出たら、どちらを使うか比べる

標準のカスタムフィールドが出たら、カートで受け取っている配送指示やギフトメッセージを、チェックアウト側に移すかどうかを決めます。チェックアウトの画面を通る購入なら、カートを飛ばしても入力してもらえるようになります。ただし、Apple Payなどのボタンで購入が終わる場合に表示されるかは、ヘルプに書かれていないので、提供後に実際の画面で確かめます。

参考にした情報

よくある質問

Shopifyのチェックアウトに入力欄を追加できますか?

Plus以外のプランは、2026年10月29日時点では標準の機能では追加できません。2026年10月に発表された標準のカスタムフィールドが出れば、配送指示とギフトメッセージの2つだけ追加できるようになります(近日公開)。Shopify Plusなら、Checkout Blocksのカスタムフィールドで今も追加できます。それまでの間は、カートの画面の注文メモやアプリで受け取る方法があります。

Shopifyで配達希望日を選べるようにするには?

Plus以外のプランでは、Shopifyの標準の機能では選べません。標準のカスタムフィールドでも、日付の入力欄はShopify Plusだけです。Plus以外では、カートの画面で日時を受け取る配送日時指定アプリを使うのが一般的です。Plusなら、Checkout Blocksのカスタムフィールドの日時の入力欄も使えます。

標準のカスタムフィールドはいつ使えるようになりますか?

提供日は発表されていません。Shopifyのヘルプには、ブラックフライデー・サイバーマンデー(2026年は11月27日〜30日)の前と期間中には出さず、その間にチェックアウトを変えることもないと書かれています。出たときは、チェックアウトとアカウントの編集画面に自動で追加され、申し込みは要りません。

入力された内容は、管理画面のどこで見られますか?

標準のカスタムフィールドの入力値は、注文のメタフィールドに保存され、注文の詳細画面の「メタフィールド」の欄に出ます。初期設定では、サンキューページと注文状況ページにも表示されます。Checkout Blocksでは、保存先を注文のメタフィールド、注文の属性、注文メモから選べます。

カートの画面で入力欄を作ると、どんな問題がありますか?

カートの画面を通らずに買われると、入力されません。Shopifyのヘルプによると、商品ページなどにある簡単なチェックアウトボタン(「今すぐ購入」や、Shop Pay・Apple Payなどのボタン)を押すと、お客様はカートをスキップしてチェックアウトに進みます。配達希望日を必ず受け取りたいなら、このボタンを出すかどうかも一緒に決めます。

Shopifyの「配達予定日」の機能で、お客様が日付を選べますか?

選べません。配達予定日は、出荷までの日数と輸送の日数から計算した配達の目安を、ストアがチェックアウトに表示する機能です。自動と手動の2種類があり、2026年10月29日時点のヘルプでは、どちらの対応国にも日本は入っていません。

アプリを入れずに、配達希望日を受け取る方法はありますか?

Plus以外のプランでは、カートの画面の注文メモ(お客様が自由に書ける欄)に書いてもらう方法があります。テーマの設定で表示できることが多く、追加の費用はかかりません。ただし日付の選択や入力のチェックはできず、カートを飛ばして買われると入力されません。

時間帯の指定も受け取れますか?

標準のカスタムフィールドで時間帯を選んでもらうには、選択リストを使います。選択リストはShopify Plusだけです。Plus以外では、時間帯の指定に対応した配送日時指定アプリを使います。

まとめ
  • 標準のカスタムフィールドは2026年10月発表、10月29日時点で「近日公開」。年末商戦の前と期間中には出ない
  • Plus以外で足せるのは配送指示とギフトメッセージだけ。日付・選択肢・テキストなどはShopify Plusだけ
  • Plusなら、今もCheckout Blocksのカスタムフィールドで日時・選択肢・電話番号などを受け取れる
  • Plus以外で配達希望日を受け取るなら、カートの画面で受け取るアプリ。「今すぐ購入」やShop Payなどのボタンからの購入では入力されない
  • Shopifyの「配達予定日」は目安を表示する機能で、お客様が日付を選ぶものではない。自動・手動とも日本は対象外

この記事を書いた人永田 龍史

株式会社ULTRO 代表取締役

Shopify Partner。Shopifyストアの構築・保守・広告運用・CRMを一気通貫で担当。個人として運用した広告費は累計40億円超。計測設計から逆算して、利益が伸びる仕組みを作っています。Google 広告の認定資格(検索・ディスプレイ・動画・ショッピング・アプリ・P-MAX・測定)と Google アナリティクス認定資格を保有。

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