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Shopify Editions 秋'26の新機能まとめ|日本のストアで使えるもの・使えないもの

Editions 秋'26の発表を、日本のストアで今使えるもの・まだ使えないもの・日本は対象外のものに分けました。AIの中での購入、広告の自動運用、チェックアウトの項目追加、設定しなくても変わったことまで。

この記事で分かることShopify Editions 秋'26は、2026年10月に発表されたShopifyの半年ごとの更新のまとめです。発表のページには国の条件がほとんど書かれていないので、日本のストアで使えるかは、ヘルプセンターと変更履歴で一つずつ確かめる必要があります。2026年10月29日に確かめたところ、MetaのAIの中で買える機能は日本の購入者も対象になり、Shop Campaignsの対象国にも日本が入っていました。一方で、GoogleのAIモードとGemini、Microsoft Copilotの中での購入と、ChatGPTからの購入は、日本の購入者は対象外です。チェックアウトに入力欄を足す機能は早くても年末商戦の後の提供で、Plus以外のプランでは配送指示とギフトメッセージしか足せません。

Shopify Editions 秋’26は、2026年10月にShopifyが発表した、半年分の新機能と改善のまとめです。AIの中での販売、Sidekick、広告の自動運用、チェックアウトなど、公式ページによると更新は150を超えます。

ただ、Editionsのページには、どの国で使えるか、どのプランで使えるかがほとんど書かれていません。米国だけの機能も、日本ですぐ使える機能も、同じように並んでいます。

この記事では、日本のストアを運営している人に向けて、発表された項目を一つずつShopifyのヘルプセンターと変更履歴で確かめ、次の3つに分けました。確認したのは2026年10月29日です。

  • 日本のストアで今使えるもの
  • まだ使えないもの(近日公開、早期アクセス)
  • 日本のストアは対象外のもの

あわせて、設定しなくても変わったことと、日本のストアが今やることをまとめています。実店舗(POS)の項目は省きました。

Shopify Editionsは、Shopifyが年に数回、まとめて発表する新機能と改善の一覧です。発表の時点で使えるものと、「近日公開」のものが混ざっています。料金プランの条件が出てくるときは、Basic→Grow→Advanced→Plusの順に上がっていくと考えてください(Shopifyの料金プラン)。

ULTRO NOTES|サイト構築・改善Shopifyの料金と、EC運営にかかる総額Shopifyの月額はBasicが4,850円、Growが13,500円、Advancedが58,500円。ただし費用で大きいのは決済手数料です。プラン別の料金と手数料、月商別の試算、アプリや構築費を含めた総額の見方をまとめます。

Editions 秋’26の新機能一覧:日本のストアで使えるもの・使えないもの

Editions 秋’26のうち、日本のストアに関係が大きいものを、使えるかどうかで分けました。先に図で示します。

Shopify Editions 秋'26の主な機能を、日本のストアで今使えるもの、まだ使えないもの、日本は対象外のものの3列に分けた図。今使える:MetaのAIの中での購入(日本の購入者も対象)、Shop Campaigns、Campaign Autopilot、チャネル別の商品データ、ナレッジベース、ロールアウト、Inboxのエージェント、変更ログ・管理画面の検索・棚卸し。まだ使えない:チェックアウトの入力欄の追加(早くても年末商戦の後)、ChatGPT・Claudeの中のCanvas、Canvas・Sidekickの一部、マーケットごとのカートのプレビュー。日本は対象外:Google・Copilotの中での購入とChatGPTからの購入、Shopify Protect、Managed Markets、Shop Promise、Translate & Adaptの自動同期、Snapchat広告
Editions 秋'26の主な機能を、日本のストアで使えるかで分けたもの。Shopifyのヘルプセンターと変更履歴をもとに作成(2026年10月29日時点)(画像を押すと拡大できます)

表にすると、次のとおりです。

分類主な機能
今使えるMetaのAIの中での購入(日本の購入者も対象)、Shop Campaigns、Campaign Autopilot(Meta広告・メールなど)、チャネル別の商品データのマッピング、ナレッジベース、比較対象価格をAIに渡す、ロールアウト、Shopify Inboxのエージェント、管理画面の変更ログ・検索・ファイルのフォルダ、棚卸し、Shopify Flowの新しいトリガー
まだ使えないチェックアウトの入力欄の追加(早くても年末商戦の後)、ChatGPTやClaudeの中でのCanvas、マーケットごとのカートのプレビュー、Canvas・Sidekickの一部(早期アクセス)
日本は対象外GoogleのAIモード・Gemini、Copilotの中での購入、ChatGPTからの購入、Shopify Protect、Managed Markets、Shop Promise、Translate & Adaptの自動同期、Snapchat広告(日本円が未対応)

ここからは、分野ごとに条件を書きます。

AIの中での販売:Metaは日本の購入者も対象になった

AIの中での販売で、日本の購入者が対象に入ったのはMetaだけです。AIの画面から出ずにShopifyのチェックアウトで買える「ダイレクトチェックアウト」は、AIごとに対象の国が違います。ChatGPTはダイレクトチェックアウトではなく、ストアのチェックアウトに移って買う形です。2026年10月29日のShopifyのヘルプをもとに、先に図で示します。

AIから買える購入者の国を、AIごとに示した図。ChatGPT以外はAIの画面の中で購入が終わり、ChatGPTはストアのチェックアウトに移る形。Metaはアメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、日本、シンガポールで、日本も対象。GoogleのAIモード・Geminiはアメリカ、カナダ、オーストラリア。ChatGPTとMicrosoft Copilotはアメリカ。Metaのダイレクトチェックアウトでは、GA4とカスタムピクセルは発火せず、注文はShopifyの管理画面にMetaとひもづいて入る
AIのダイレクトチェックアウトの、購入者の対象国。Shopifyのヘルプセンターをもとに作成(2026年10月29日時点)(画像を押すと拡大できます)

表にすると、次のとおりです。

AI購入者の対象日本のストア
Meta(Museなど)アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、日本、シンガポール日本の購入者に売れる
GoogleのAIモード・Geminiアメリカ、カナダ、オーストラリア(ストアの拠点は問わない)日本の購入者は対象外。この3か国の購入者に売っていれば、その購入者向けに使える
ChatGPT(ストアのチェックアウトに移る形)掲載の条件は、アメリカの顧客に販売していること。ストアの拠点は国外でもよい日本の購入者は対象外
Microsoft Copilotアメリカの購入者日本の購入者は対象外

Metaの対象に日本が入っているのは、今回いちばん大きな変化です。Metaは2026年10月23日に、個人向けのAIエージェント「Muse」を日本で始めたと発表しています。ただし、Editionsのページにも変更履歴にも、日本が加わったことは書かれていません。ヘルプの対象国の一覧で確かめられるだけです。

Metaで売る条件は、ヘルプによると次のとおりです。

  • 商品がShopify Catalogの要件を満たしている
  • Agentic Storefrontsの追加の利用規約に同意している
  • 利用規約、プライバシーポリシー、返品と返金のポリシーを設定している
  • 法律で表示が必要な事項がある商品は、商品説明の最初の6,000文字に入れておく

ヘルプによると、定期購入、商品のバンドル、名入れなどのカスタマイズ商品、B2B専用の商品は、ダイレクトチェックアウトでは買えません。チェックアウトにアプリで足した入力欄(配達希望日など)も、AIの中のチェックアウトには出ない場合があります。Shopify Catalog(AIに商品を渡すShopifyの商品データベース)の要件は、管理画面の[販売チャネル]>[Agentic]で確かめられます。

計測には注意が要ります。Metaのダイレクトチェックアウトでは、Googleアナリティクスとカスタムピクセルは発火せず、サーバー間のイベント(開始と完了)だけが送られます。注文は管理画面にMetaとひもづいて入るので、この経路の売上はShopifyの注文で見ます。AIの中で注文が通るしくみはエージェントコマースとは?UCPとACPの違いと日本で今できることにまとめています。

ULTRO NOTES|SEO・LLMOエージェントコマースとは?UCPとACPの違いと日本で今できることエージェントコマース(agentic commerce)は、AIが商品探しから購入までを代行する買い方です。GoogleのUCPとOpenAIのACPの違いを表で比べ、各社の対応状況と、日本のECが今できる手順を公式情報で整理しました。

日本のストアにとっては、GA4とShopifyの数字の差が広がる変化でもあります。Metaの画面の中で買われた注文はストアのページを通らないので、ブラウザのタグでは計測できず、GA4の購入に入りません。FacebookやInstagramのショッパブル広告から画面の中で買われた注文も同じです。GA4の売上で広告やAI経由の成果を見ている場合は、Museが広がるほど、GA4の数字が実際より小さく見えます。どれくらい差が出ているかは、Shopifyの注文とGA4のトランザクションIDを突き合わせると分かります。考え方と手順はGA4のAI Assistantとは?AI経由の流入と注文の見分け方に書いています。

ULTRO NOTES|計測・分析GA4のAI Assistantとは?AI経由の流入と注文の見分け方GA4のAI Assistant(AIアシスタント)チャネルの定義と、ChatGPT経由の流入・購入の確かめ方を説明します。AIの画面内で決済された注文がGA4に入らない理由と、Shopifyの注文との突き合わせ方まで。

当社のShopifyアプリ「GapFill」は、この突き合わせを自動で行うアプリです(当社の製品です)。インストールと計測漏れレポートは無料で、GA4に無い注文の件数と金額を、購入経路・参照元・決済方法ごとに出します。AIやSNSのアプリの中で買われた注文がどれくらいあるかも、購入経路の行で分かります。GA4に送って埋めるかどうかは、レポートを見てから決められます。送信は有料プラン(月額19ドル、14日間の無料体験つき)で、承認いただくまで何も送りません。

ULTROのShopifyアプリGapFill|GA4で漏れた購入データを、サーバーサイドで補完既存のタグ設定はそのまま。計測漏れレポートは無料です。GapFillを見る →

AIに渡る商品データを整える機能

AIの中で売れる国かどうかに関係なく、日本のストアでもすぐ使えるのが、AIに渡る情報を整える機能です。

広告とマーケティング:Shop Campaignsに日本が入った

マーケティングでは、Shop CampaignsとCampaign Autopilotが日本のストアにも関係します。

Shop Campaignsは、Shopアプリなどに広告を出し、売れたときに費用を払うしくみです。2026年10月29日のヘルプでは、対象の国と地域の一覧に日本が、対象の通貨に日本円が入っていました。条件は、事業所の住所が対象国にあること、Shopify ペイメントを使っていること、Shopify ネットワークインテリジェンスを有効にしていること、Shopチャネルでダイレクトチェックアウトを有効にしていることなどです。日本が加わったことを告げる変更履歴は見つかっていないので、実際に申し込めるかは管理画面で確かめてください。

Campaign Autopilotは、予算と上限を決めると、広告とメールの配分をAIが決めて回す機能です。2026年10月28日に、Agenticプラン以外のすべての有料プランで使えるようになり、チャネルも増えました。商品が1つ以上あること、配送を設定していること、使うスタッフにマーケティングの権限があることなども条件です。

チャネル日本円のストア
Meta広告使える
Shopify Messaging(メール)使える
ShopShop Campaignsの条件を満たせば使える
Microsoft広告Shopify側の制限はない。日本で配信できるかはMicrosoft側の条件による(未確認)
Snapchat使えない(対応通貨に日本円がない)
X広告「近日」で、まだ使えない

Google広告とTikTokは、Campaign Autopilotのチャネルに入っていません。SEOの改善案を出して、確認のうえで反映する機能もあります。Autopilot自体は無料です。Meta・Microsoft・Snapchatの広告費は各社から直接請求され、ShopとShopify Messagingの費用はShopify側の料金に従います。月の予算は広告費の目標で、計上の遅れによって超えることがある、とヘルプは書いています。

チャネル別の商品データのマッピング(2026年10月28日)も、日本のストアですぐ使えます。GoogleやMetaなどに送る商品名やブランドを、チャネルごとに付け替えられる機能です。ShopとShopify Collectiveは対象外です。Googleに送る商品データの考え方はGoogleマーチャントセンターとは?登録方法とShopify連携にまとめています。

ULTRO NOTES|広告運用Googleマーチャントセンターとは?登録方法とShopify連携Googleマーチャントセンターは、Google検索やショッピングタブに商品を無料で出せるツールです。できること、費用、登録方法、Google広告とのリンク、Shopifyとの連携手順、不承認・停止の直し方をまとめました。

管理画面と運営の新機能:日本のストアにそのまま入るもの

管理画面と運営まわりの新機能は、国の条件がないものが多く、日本のストアにもそのまま入ります。

機能内容条件
ロールアウトテーマ、チェックアウト、ディスカウント、カタログの変更をまとめて予約・公開する。割引とカタログは一部の訪問者で試せるBasic以上。試す(実験)のはGrow以上
Shopify Inboxのエージェントチャットで商品をすすめ、カートに入れ、必要ならスタッフに引き継ぐBasic以上。新しいお客様アカウントが必要
変更ログ誰が何を変えたかを、スタッフ・アプリごとに絞り込める順次提供
管理画面の検索ページ、設定、アプリを1か所で探せる(2026年10月28日)新しい管理画面のデスクトップ版
ファイルのフォルダ画像などのファイルをフォルダに分けられる―
棚卸し管理画面で棚卸しを作り、数え、承認する(2026年10月20日)POSで数えるにはPOS Proが必要
Shopify Flow商品の価格・タグなどの変更をきっかけに動く。権限の管理(2026年10月28日)Flowアプリ
分析売上の地図表示、レポートへのメモ、対応アプリのイベントの取り込み―

Shopify Inboxのエージェントは、旧来のお客様アカウントのままでは動きません。旧来のアカウントを使っているストアでは、アップグレードするまで会話はスタッフが受けます。Inbox自体の使い方はShopify Inboxの記事、FlowはShopify Flowの記事にまとめています。ロールアウトで割引を試すときの考え方はShopifyの割引テスト、Sidekickの10月の変更はShopify Sidekickの使い方にまとめています。

ULTRO NOTES|サイト構築・改善Shopify Inboxの使い方|チャット設置とAI返信の設定Shopify Inboxは、Shopifyが無料で提供するチャットアプリです。チャットボタンの設置、AIが返信するエージェントの割り当て、FAQの足し方、よくあるつまずきを、管理画面のキャプチャ付きで解説します。ULTRO NOTES|サイト構築・改善Shopify Flowとは?使い方とワークフロー例|できること・料金・注意点Shopify Flowは、注文や在庫の変化をきっかけに、タグ付けや通知などを自動で行うShopifyの無料アプリです。できること、トリガー・条件・アクションの仕組み、プランによる違い、Slack通知を例にした作り方、ECでよく使うワークフロー例、無限ループや失敗時の直し方などの注意点を、2026年10月時点の情報でまとめます。ULTRO NOTES|サイト構築・改善Shopifyで割引をテストする|Rolloutsの実験で分かることと、利益まで見る方法Shopifyは2026年10月2日、Rollouts(ロールアウト)にディスカウントを含められるようにしました。割引あり・なしを訪問者の半分ずつに出して比べられます。ただし、画面に出るのはコンバージョン率までです。粗利で判断するための計算と、広告と組み合わせたときに測れない部分を整理します。ULTRO NOTES|計測・分析Shopify Sidekickの使い方|クエリを書かずにストアを分析する方法と、できないことShopify Sidekickは、管理画面に組み込まれたAIアシスタントです。自社ストアで実際に試し、流入元の集計や購入までの落ち込みの分析を日本語で頼んだ結果、答えられなかった質問、商品作成を頼んだときの挙動をまとめます。数字を別の経路で検算した結果と、頼み方のコツも載せています。

Sidekick:日本語で使えるが、新機能の一部は早期アクセス

Sidekick(管理画面に入っているAIアシスタント)は、Editionsで2番目に大きな節でした。2026年10月に増えた、ホームの提案(ウェブ検索や対応アプリのデータを使う)、背景が透明な画像、チェックアウトの編集画面での相談などは、国の条件なく使えます。チェックアウトの編集画面では、設定のしかたを答えるだけで、Sidekickが設定を変えたり公開したりはしません。複数の変更をまとめて公開する機能や、AIで試した改善案は、ヘルプでは早期アクセスで一部のストアだけです。詳しくはShopify Sidekickの使い方にまとめています。

まだ使えないもの:チェックアウトの項目追加は早くても年末商戦の後

Editionsで発表されたうち、まだ使えない主なものは次のとおりです。

  • チェックアウトに入力欄を足す:ヘルプでは「近日公開」。ブラックフライデー・サイバーマンデーの前と期間中には出さないと書かれていて、提供日は未定。出たあとも、Plus以外のプランで足せるのは配送指示とギフトメッセージだけで、日付や選択肢の入力欄はShopify Plusだけ
  • ChatGPTやClaudeなどの中でのCanvas:各AIのヘルプに「発表済みだが、まだ使えない」と書かれている
  • Canvas本体、Sidekickの複数の変更をまとめて公開する機能、AIで試した改善案:ヘルプでは早期アクセスで、一部のストアだけ。Canvasは、ストア全体のページを1画面に並べて編集する新しい編集画面(Shopify Canvasの記事)
  • マーケットごとのカートのプレビュー:ヘルプでは「近日公開」

日本では配達希望日を選びたいストアが多いので、チェックアウトの入力欄の追加は気になるところです。ただ、Plus以外では日付の入力欄が使えないので、配送日時の指定には、これまでどおりアプリが必要です。入力された値は、注文のメタフィールドに保存されます。配送指示とギフトメッセージは、必須の項目にはできません。

日本のストアは対象外の新機能(2026年10月29日時点)

Editionsに載っていても、日本のストアが使えない新機能は次のとおりです。日本の購入者に関係が大きいのは、AIの中での購入、Translate & Adapt、Snapchatの3つです。

機能対象
GoogleのAIモード・Geminiの中での購入アメリカ、カナダ、オーストラリアの購入者
ChatGPTからの購入アメリカの顧客に販売していること
Microsoft Copilotの中での購入アメリカの購入者
Shopify Protect(不正注文の補償)アメリカに所在し、アメリカのShopify ペイメントのアカウントを持つストア。Editionsで発表された新機能の国の条件は未発表
Managed Markets(関税込みの価格と定額送料)アメリカ本土・カナダ・イギリスに拠点がある事業者
Shop Promiseのバッジアメリカのストア
Shopify Tax・Shopify Balanceアメリカ
Translate & Adaptの自動同期ヨーロッパの12か国と、アメリカ・カナダ(2026年10月27日に追加)。日本は自動翻訳が2言語までで、自動同期なし
Snapchat広告(Campaign Autopilot)日本円は未対応

Translate & Adaptは、アプリに[今すぐ翻訳]のボタンが出ている場合は、国に関係なく8言語まで自動翻訳と自動同期が使える、という例外がヘルプに書かれています。海外向けの販売の全体像は越境ECの始め方にまとめています。

ULTRO NOTES|サイト構築・改善越境ECの始め方|決済・配送・関税・表示で最初に決めること越境ECとは、海外のお客様にネットで商品を売ることです。始め方の3つの形と、最初に決める決済・配送・関税・表示のポイントを、Shopifyの機能と2025年以降の制度の変化(米国の少額免税の停止、EUのGPSR)をふまえて、自社で海外向けストアを運営している立場からまとめます。

設定しなくても変わったこと

Editionsの前後に、設定しなくても日本のストアに入っている変更があります。数字や画面が変わって驚かないように、確かめておきます。

時期変わったこと
2026年9月21〜23日ストア分析のセッションの数え方。ボットを初期設定で除き、セッション数とコンバージョン率が動いた。注文と売上は変わらない
2026年9月から管理画面の新しいデザインが順に届いている。Sidekickは画面下の浮かぶチャットに
2026年10月20日ストアから外のサイトへ移るリンクで、確認の画面が出ることがある。10月23日からは、悪意のあるサイトは止め、疑わしいサイトだけ確認を出す。ストアにつないでいない自社のサイトでも出ることがある
2026年10月22日チェックアウトの支払い方法の表示が新しくなった
2026年10月26日チェックアウトのフッターのポリシーのリンクが「Terms and policies」の1つにまとまり、開くとポリシーを選べる。Plus以外は変えられない
2026年10月28日Shopify Flowで、ワークフローをテストしたりオンにしたりするには、各ステップの権限が要るようになった

セッションの数え方の変更は、Shopifyのセッションとは?2026年9月の数え方の変更・ボット除外・GA4との違いで詳しく書いています。

ULTRO NOTES|計測・分析Shopifyのセッションとは?2026年9月の数え方の変更・ボット除外・GA4との違いShopifyのセッションの数え方は、2026年9月21〜23日に変わりました。ボットの除外、日付をまたぐ訪問、ページを見ずにチェックアウトへ進む訪問の3点で、注文と売上は変わりません。セッション数とCVRが動いたときの確かめ方、ボットの見分け方、GA4と合わない理由をまとめました。

また、2026年10月8日から、返品と返金、連絡先、利用規約、配送、法的通知(日本のストアでは特定商取引法に基づく表記に使われることが多いページ)のポリシーを自動で作る機能が使えるようになりました。こちらは自分でオンにする機能です。日本の法律に合った文面になるかは確かめられていないので、オンにする前に今の文面を控えておくことをおすすめします。ポリシーの内容に責任を負うのは、引き続きストア側です。

日本のストアが今やること

Editions 秋’26を受けて、日本のストアが今やることは次の5つです。

  1. Metaの販売チャネルとAgenticの状態を確かめる。 FacebookやInstagramで売っているストアは特に、日本の購入者がMetaのAIの中で買えるようになったので、[販売チャネル]>[Agentic]で、商品がShopify Catalogの要件を満たしているか、ポリシー3点がそろっているかを見る。あわせて、GA4の購入とShopifyの注文の差を一度確かめておく
  2. ナレッジベースとポリシーの中身をそろえる。 AIは返品や配送の質問に、ここから答える。旧アプリは2027年1月15日で終わる
  3. チェックアウトの入力欄の追加を待つかどうか決める。 Plus以外で配送指示とギフトメッセージだけで足りるなら、提供を待てる。配達希望日が必要なら、アプリを使い続ける
  4. 9月以降の数字の見方を決め直す。 セッションとコンバージョン率は9月24日以降の数字を新しい基準にし、前年と比べるときは注文数と売上を使う
  5. チェックアウトのフッターから、ポリシーと特定商取引法に基づく表記を開けるか確かめる。 [Terms and policies]のリンクから、必要なページを開けるかを実際の画面で見る

参考にした情報

よくある質問

Shopify Editionsとは何ですか?

Shopifyが年に数回まとめて発表する、新機能と改善の一覧です。2026年10月に発表されたのが秋'26(Fall '26)で、150以上の更新が載っています。発表のページには、すでに使えるものと「近日公開」のものが混ざっていて、国やプランの条件はほとんど書かれていません。

Editions 秋'26の機能は、日本のストアでも使えますか?

機能によって違います。チャネル別の商品データのマッピング、ナレッジベース、ロールアウト、管理画面の変更ログなどは使えます。GoogleのAIモードとGemini、Copilotの中での購入、ChatGPTからの購入、Shopify Protect、Translate & Adaptの自動同期などは、日本のストアは対象外です。この記事の表で一つずつ分けています。

MetaのAIの中で、日本のお客様が商品を買えるようになりましたか?

Shopifyのヘルプ(2026年10月29日時点)では、Metaのダイレクトチェックアウトの対象に日本が入っています。対象はアメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、日本、シンガポールの購入者です。商品がShopify Catalogの要件を満たすこと、追加の利用規約に同意すること、利用規約・プライバシーポリシー・返品と返金のポリシーを設定していることが条件です。この経路の注文では、Googleアナリティクスとカスタムピクセルは発火しません。

チェックアウトに配達希望日の入力欄を足せますか?

Shopifyの標準の機能では、まだ足せません。チェックアウトに入力欄を足す機能は「近日公開」で、年末商戦(ブラックフライデー・サイバーマンデー)の前と期間中には出ないとヘルプに書かれています。提供日は発表されていません。出たあとも、Plus以外のプランで足せるのは配送指示とギフトメッセージだけで、日付の入力欄はShopify Plusだけです。

Campaign Autopilotは日本で使えますか?

使えます。2026年10月28日に、Agenticプラン以外のすべての有料プランで使えるようになり、チャネルも増えました。チャネルはMeta広告、Microsoft広告、Snapchat、Shop、Shopify Messagingで、X広告は「近日」です。ただしSnapchatは日本円に対応していないので、日本円のストアでは使えません。Meta・Microsoft・Snapchatの広告費は各社から直接請求されます。

設定していないのに、Shopifyの画面や数字が変わったのはなぜですか?

Editionsの前後に、設定なしで入った変更がいくつかあります。2026年9月21〜23日のセッションの数え方の変更、10月20日のストア外のサイトへ移る前の確認、10月22日の支払い方法の表示の変更、10月26日のチェックアウトのフッターのリンクの集約(「Terms and policies」のリンク1つにまとまった)、管理画面の新しいデザインなどです。

まとめ
  • Editions 秋'26は2026年10月の発表。発表のページには国の条件がほとんどないので、ヘルプと変更履歴で確かめる
  • MetaのAIの中での購入は、日本の購入者も対象。Google・Copilotの中での購入とChatGPTからの購入は、日本は対象外
  • Shop Campaignsの対象国に日本が入った。Campaign AutopilotはMeta・メールなどが使え、Snapchatは日本円に未対応
  • チェックアウトの入力欄の追加は早くても年末商戦の後。Plus以外は配送指示とギフトメッセージだけ
  • セッションの数え方、チェックアウトのフッター、支払い方法の表示は、設定しなくても変わっている

この記事を書いた人永田 龍史

株式会社ULTRO 代表取締役

Shopify Partner。Shopifyストアの構築・保守・広告運用・CRMを一気通貫で担当。個人として運用した広告費は累計40億円超。計測設計から逆算して、利益が伸びる仕組みを作っています。Google 広告の認定資格(検索・ディスプレイ・動画・ショッピング・アプリ・P-MAX・測定)と Google アナリティクス認定資格を保有。

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