GapFill ヘルプ

参照元/メディアの付き方

送信した購入にどの参照元/メディアが付くかは、注文の種類で決まります。まず一覧を見て、気になる種類の説明に進んでください。

種類ごとの一覧

注文の種類GA4での利用者参照元/メディア
ストアの注文(訪問の記録あり)元の訪問と同じ人元の訪問の参照元/メディア。GA4が自分で判定します
ストアの注文(訪問の記録なし)別の利用者Shopify が記録した最後の訪問の参照元/メディア。無ければ (direct) / (none)
AI・SNSアプリ内での購入別の利用者そのAI・SNSの名前 / ai-assistant または referral
その他の購入経路別の利用者設定で入力した参照元/メディア
定期購入の2回目以降(同じ顧客として送信する)初回の注文と同じ人初回の注文のときの参照元/メディア
定期購入の2回目以降(別の利用者として送信する)別の利用者shopify_subscription / renewal
返金・キャンセル元の購入と同じ人レポートによって変わります(下の説明を見てください)

「別の利用者」は、その注文のためだけに作る利用者です。訪問とは結び付きません。

共通のルール

  1. 0時間注文GA4では、この日の売上として計上されます
  2. GA4タグによる計測が届くのを待つ26時間
  3. 注文の約26時間後GapFill が送信GA4でまだ計測できていない注文だけを送信します
  4. 参照元/メディアは (direct) / (none) に見える送信から24〜48時間
  5. 注文の2〜3日後参照元/メディアが確定ここから正しい参照元/メディアで見えます
例:月曜の10時に入った注文は、火曜の12時ごろに送信され、水曜の12時から木曜の12時の間に参照元/メディアが付きます。売上は月曜に計上されます。
計上される日
注文の日時を付けて送信するので、送信した日ではなく、注文があった日に計上されます。
参照元/メディアが出るまで
送信してから24〜48時間は、参照元/メディアが (direct) / (none) に見えます。2日たってから確認してください。
送信のタイミング
注文から26時間たってもGA4で計測できていない注文を送信します。GA4タグによる計測が遅れて届く分を待つためです。確認は1時間ごとなので、ふつうは注文の26〜27時間後に送信されます。注文の時間帯よりあとのデータがGA4に届いていないときは、最大で50時間まで待ちます。70時間を過ぎた注文は、GA4が受け付けないので送信しません。

GA4のどのレポートで見えるか

GA4には参照元/メディアの持ち方が3種類あり、レポートによって使うものが違います。GapFill が付けた参照元/メディアが見えるレポートと、見えないレポートがあります。

GA4の参照元の種類主なレポートGapFill が送信した購入
購入に付く参照元(アトリビューション)「広告」のレポート、探索で「参照元/メディア」を選んだとき上の一覧のとおりに付きます
最初の参照元(ユーザー)「集客」→「ユーザー獲得」別の利用者として送信した注文は、上の一覧の参照元/メディアになります
セッションの参照元「集客」→「トラフィック獲得」訪問の記録がある注文だけ付きます。ほかは (not set) になります

「トラフィック獲得」で (not set) の売上が増えたように見えるのは、このためです。訪問が無い注文には、セッションそのものがありません。参照元/メディアごとの売上は、探索で「参照元/メディア」を選んで見てください。

ストアの注文

オンラインストアのチェックアウトで入った注文です。GapFill はチェックアウトのときに、購入者のブラウザが持っているGA4のIDを控えます。

  • IDを控えられた注文は、そのIDを付けて送信します。GA4では元の訪問の続きとして計測され、参照元/メディアもキャンペーン名も、その訪問のものになります。
  • IDを控えられなかった注文は、Shopify が記録している最後の訪問を使います。UTMパラメータ、Google 広告のクリックID、リファラーの順に見て、最初に見つかったものを参照元/メディアにします。
  • どれも無い注文は、参照元/メディアを付けずに送信します。GA4では (direct) / (none) になります。

AI・SNSアプリ内での購入

AIやSNSのアプリ内で決済が完了した注文には、訪問がありません。GapFill は参照元をそのAI・SNSの名前にして送信します。メディアは、AIアシスタントが ai-assistant、SNS が referral です。GA4のチャネルでは、AIアシスタントの分が「AI Assistant」、SNS の分が「Organic Social」に入ります。

SNSアプリ内での購入は、広告から来たものでも referral になります。Shopify の注文に残るのは「どのアプリの中で買われたか」だけで、広告経由かどうかは分からないためです。広告ごとの売上は、Meta の広告マネージャで見てください。

その他の購入経路

下書き注文、他のアプリが作った注文、POS などです。参照元とメディアは、設定で購入経路ごとに入力した値がそのまま使われます。キャンペーン名は (other) になります。

定期購入の2回目以降

  • 同じ顧客として送信するを選ぶと、何回目の注文でも、初回の注文のときの参照元/メディアが付きます。定期の売上を「その顧客を連れてきた参照元/メディア」ごとに見られます。
  • そのかわり、購入者があとから別の広告を見ていても、2回目以降の注文の参照元/メディアは初回のままです。同じ顧客が別の定期購入をあとから始めた場合も、最初に記録した参照元/メディアを使い続けます。
  • 初回が直接の訪問だった顧客には、参照元/メディアを付けません。GA4が、その人の過去の訪問から判定します。
  • 別の利用者として送信するを選ぶと、参照元/メディアは shopify_subscription / renewal になります。集客の分析と定期の売上を分けて見たいときに向いています。
  • GapFill を入れる前に定期を始めた顧客には、初回の記録がありません。「同じ顧客として送信する」を選んでいても、その顧客の分は別の利用者として送信します。

返金・キャンセル

返金がどの参照元/メディアから引かれるかは、GA4のレポートによって変わります。GapFill は返金を、元の購入と同じ人(同じブラウザのID)として送信します。そのため「ユーザー獲得」(最初のユーザーの参照元)では、元の購入の参照元/メディアから引かれます。「トラフィック獲得」(セッションの参照元)では、返金は (not set) の行に出ます。refund をキーイベントにしていない場合、広告のレポートや、探索の「参照元/メディア」(購入ごとの参照元)では、返金は引かれません(引きたいときは下の囲みを参照)。返金に参照元を付けて送っても、どのレポートにも反映されないことを確かめたので、GapFill は付けていません。注文から30日を過ぎた返金は、購入のときのIDが分からないことがあります。その場合は別の人として送信し、ユーザー獲得では (direct) / (none) から引かれます。

参照元ごとの売上から返金を引きたいとき

GA4の管理画面で refund をキーイベントに登録すると、広告のレポートや探索の「参照元/メディア」でも、返金の件数と金額が元の購入の参照元に付き、その参照元の売上から引かれます。対象は登録したあとに届いた返金だけで、それより前の返金はさかのぼって引かれません。GapFill の送り方は変えなくてかまいません。キーイベントの数とキーイベント率に返金が入るので、Google 広告のコンバージョンには取り込まないでください。トラフィック獲得(セッションの参照元)では、返金は (not set) のままです。

利用者数への影響

「別の利用者」として送信した注文は、GA4の利用者数を1件につき1人増やします。売上と購入の件数は合いますが、利用者数の指標は実際より多く見えることがあります。影響の大きさは、注文の種類で違います。

注文の種類利用者数への影響
定期購入の2回目以降(別の利用者として送信する)大きい。同じ人が毎回、新しい利用者として数えられます。避けたいときは「同じ顧客として送信する」を選んでください
その他の購入経路送信した件数だけ増えます。同じ人が何度買っても、そのたびに1人増えます
AI・SNSアプリ内での購入送信した件数だけ増えます。もともとサイトを訪問していない購入者なので、初回の分は実態に近い数え方です
ストアの注文(訪問の記録なし)小さい。タグが止まっていて訪問も計測されていなかった人は、1人増えるのが正しい数え方です。訪問だけ計測されていた人は、二重に数えられます

ストアの注文(訪問の記録あり)と、同じ顧客として送信する2回目以降の注文は、利用者数を増やしません。

GapFill が送信した購入を見分ける

送信した購入には gapfill という印を付けています。GA4でこの印を使って絞り込む手順は、困ったとき にあります。

解決しないときは

ストアのアドレス(example.myshopify.com)を添えてメールでご連絡ください。2営業日以内に返信します。 [email protected]