計測・分析 公開

GA4の指標一覧|意味と計算のしかたを、まとまりごとに確認する

GA4の指標を8つのまとまりに分けて、意味と計算のしかたを一覧に。知りたいこと別に見る指標と、ECの売上を指標で分ける方法まで。

この記事で分かることGA4の指標は、公式ヘルプの一覧だけで140ほどあります。全部を覚える必要はなく、ユーザー、セッション、エンゲージメント、表示・イベント、キーイベント、e コマース、広告、ライフタイムの8つのまとまりで見ると、どの指標がどこに当たるかがわかります。ECサイトでよく使うのは、アクティブ ユーザー、セッション、エンゲージメント率、キーイベント、購入による収益、e コマース購入数、購入による平均収益です。売上は「セッション × 購入した割合 × 1回あたりの購入額」に分けられるので、売上が動いたときは、どの指標が動いたかを見ると原因の当たりがつきます。

GA4のレポートを開くと、「アクティブ ユーザー」「総ユーザー数」「新規ユーザー数」のように、似た名前の指標がいくつも並びます。公式ヘルプの指標の一覧を数えてみると、140ほどありました(2026年10月時点)。

この記事では、その指標を8つのまとまりに分けて、意味と計算のしかたを一覧にしました。ECサイト(とくにShopify)でよく使う指標を中心に書いています。GA4の画面の見方から知りたい場合は、先にGA4の使い方の記事を読んでください。

ULTRO NOTES|計測・分析GA4の使い方|ECで最初に見るレポートと、設定を直す順番GA4の使い方を、ECサイトで先に押さえる主要な指標8つ、最初に見るレポート4つと、最初に直しておく設定に絞ってまとめます。売上の概要、トラフィック獲得、e コマース購入数、ランディング ページの見方、ユーザー獲得との違い、データの保持・内部トラフィック・キーイベント・サービス間のリンクの設定、Shopifyとのつなぎ方まで。

指標とディメンションの違い

GA4のレポートの表は、左の列と右の数字の列でできています。

ディメンション指標
何かデータを分ける切り口数えた結果
例チャネル、ページ、商品名、デバイスセッション、ユーザー数、収益
表のどこにあるか左の列右に並ぶ数字の列

この記事で扱うのは、指標のほうです。

指標とディメンションには、スコープがある

ディメンションと指標は、それぞれ「ユーザー(人)」「セッション(訪問)」「イベント(操作)」「アイテム(商品)」のどの単位で数えるか、というスコープを持っています。同じ「購入」でも、イベント スコープのe コマース購入数は注文の数、アイテム スコープのアイテムの購入数は商品の数です。

スコープが違うものは、組み合わせると数字の意味が変わったり、探索で組み合わせられなかったりします。たとえば、探索で行にアイテム名を入れると、購入による収益やe コマース購入数は選べません。スコープの見分け方と、数字がずれる組み合わせは、GA4のスコープの記事にまとめています。

ULTRO NOTES|計測・分析GA4のスコープとは|ユーザー・セッション・イベント・アイテムの違いと、数字がずれる組み合わせGA4のスコープは、データを「人」「訪問」「操作」「商品」のどの単位に結びつけて数えるかの区分です。4つのスコープの違い、名前での見分け方、流入元のディメンションが3種類ある理由、ECで数字がずれる組み合わせ、(not set)が出るとき、カスタム ディメンションのスコープまで。

GA4の指標は8つのまとまりで見る

公式ヘルプでは、指標が「ユーザー」「セッション」「イベント」「e コマース」「広告」などのカテゴリに分かれています。この記事では、それをECサイトで使う場面に合わせて、8つのまとまりに分け直しました。先に図で示します。

GA4の指標を8つのまとまりに分けた図。ユーザー、セッション、エンゲージメント、表示・イベント、キーイベント、e コマース、広告、ライフタイムと、それぞれの主な指標
GA4の指標の8つのまとまり(Googleアナリティクス ヘルプの指標の一覧をもとに株式会社ULTROが作成)(画像を押すと拡大できます)

表にすると、次のとおりです。詳しい記事があるまとまりは、表の右からたどれます。

まとまり答える問い主な指標詳しい説明
ユーザー何人来たかアクティブ ユーザー数、総ユーザー数、新規ユーザー数、リピーター数ユーザー数とセッションの記事
セッション何回来たかセッション、アクティブ ユーザーあたりのセッション数ユーザー数とセッションの記事
エンゲージメント来た人は中身を見たかエンゲージメント率、直帰率、平均エンゲージメント時間エンゲージメント率の記事
表示・イベント何が見られ、何が起きたか表示回数、イベント数ユーザー数とセッションの記事
キーイベント成果につながったかキーイベント、セッション キーイベント率キーイベントの記事
e コマースいくら売れ、何が売れたか購入による収益、e コマース購入数、アイテムの収益この記事
広告広告費に見合ったかGoogle 広告の費用、クリック数、クリック単価この記事
ライフタイム1人のお客様が、これまでにどれだけ使ったかLTV、全期間のトランザクション数この記事

以下、まとまりごとに、指標の意味と計算のしかたを書いていきます。指標の名前は、レポートの列に出る表記を先に書き、ヘルプで表記が違うものはかっこで添えました。

ユーザーの指標

指標意味気をつけること
アクティブ ユーザーエンゲージメントのあったセッションがあった人、または初めて来た人の数レポートで「ユーザー」と書かれているのはこの数
総ユーザー数(合計ユーザー数)イベントが1つでも記録された人の数アクティブ ユーザーより多くなる
新規ユーザー数初めて来た(first_visit が記録された)人の数アクティブ ユーザーより多くなることもある
リピーター数以前にもセッションがあり、期間中にまたセッションを始めた人の数新規ユーザー数と足しても、総ユーザー数とは一致しない
DAU/MAU、DAU/WAU、WAU/MAU1日・7日・月間のアクティブ ユーザー数どうしの比何割の人が、くり返し来ているかの目安

アクティブ ユーザーと総ユーザー数の違い、新規ユーザー数がアクティブ ユーザーより多くなる理由は、ユーザー数とセッションの記事にまとめています。

ULTRO NOTES|計測・分析GA4のセッションとユーザー数|数え方の違いと、セッションが切れる条件GA4のセッションは、操作のない時間が30分を超えると切れ、日付が変わっても別の広告から戻っても切れません。アクティブ ユーザー・総ユーザー数・新規ユーザー数・リピーター数の違い、タイムアウトの変え方、表示回数とイベント数、数字が推定値になる理由、Shopifyの数字と合わない理由まで。

セッションの指標

指標意味気をつけること
セッション訪問の回数(session_start イベントの数)初期設定では、操作のない時間が30分を超えると、次は別のセッションになる
アクティブ ユーザーあたりのセッション数セッション ÷ アクティブ ユーザー数1人が期間中に何回来たか
平均セッション継続時間セッションの長さの平均(秒)最初と最後のイベントの間の時間なので、画面が裏に回っていた時間も含む。中身を見たかを知るなら、平均エンゲージメント時間を使う
セッションあたりのページビュー数1回の訪問で開かれたページの数の平均

セッションがどこで区切られるか、タイムアウトの変え方は、ユーザー数とセッションの記事にまとめています。

エンゲージメントの指標

指標意味気をつけること
エンゲージメントのあったセッション数(エンゲージのあったセッション数)10秒を超えて続いた、キーイベントが発生した、2回以上表示された、のどれかに当たるセッションの数10秒は初期設定。管理画面で変えられる
エンゲージメント率エンゲージメントのあったセッション数 ÷ セッション流入元別、ページ別に分けて見る
直帰率100% − エンゲージメント率UAの直帰率とは定義が違う
平均エンゲージメント時間ページが画面の前面に表示されていた時間の合計 ÷ アクティブ ユーザー数レポートでは「アクティブ ユーザーあたりの平均エンゲージメント時間」
セッションあたりの平均エンゲージメント時間ページが前面に表示されていた時間の合計 ÷ セッション
エンゲージメントのあったセッション数(1 アクティブ ユーザーあたり)エンゲージメントのあったセッション数 ÷ アクティブ ユーザー数

エンゲージメント率と直帰率の読み方は、エンゲージメント率の記事にまとめています。

ULTRO NOTES|計測・分析GA4のエンゲージメント率と直帰率|ECでの見方と目安GA4のエンゲージメント率は、10秒を超える滞在・キーイベント・2ページ以上の閲覧のどれかを満たしたセッションの割合で、直帰率はその残りです。以前の直帰率との違い、レポートへの出し方、目安の数字の扱い方、ECでの読み方をまとめます。

表示とイベントの指標

指標意味気をつけること
表示回数(ビュー)ページやアプリの画面が表示された回数(page_view と screen_view の数)同じページを開き直した分も数える。UAのページビューに当たる
アクティブ ユーザーあたりのビュー表示回数 ÷ アクティブ ユーザー数
イベント数記録されたイベントの回数表の上の「すべてのイベント」から、1つのイベントに絞れる
セッションあたりのイベント数イベント数 ÷ セッション
閲覧開始数そのページで、セッションの最初のイベントが記録された回数どのページから入ってきたか
離脱数そのページで、セッションの最後のイベントが記録された回数どのページで出ていったか

表示回数とイベント数の数え方は、ユーザー数とセッションの記事にまとめています。

キーイベントの指標

指標意味気をつけること
キーイベントキーイベントとしてマークを付けたイベントが記録された回数以前の「コンバージョン」。表の上で purchase などに絞って見る
セッション キーイベント率キーイベントが1回でも起きたセッションの割合purchase に絞ると、購入があったセッションの割合になる
ユーザー キーイベント率キーイベントを1回でも起こした人の割合

キーイベントの決め方、数え方の設定、Google広告の数字と合わない理由は、キーイベントの記事にまとめています。

ULTRO NOTES|計測・分析GA4のキーイベントとは|ECで設定するイベントと、数え方・Google広告との違いGA4のキーイベントは、購入など成果として数えると決めたイベントで、以前の「コンバージョン」です。Google広告のコンバージョンとの違い、ECでキーイベントにするイベント、設定のしかた、カウント方法の違い、Google広告への取り込み、数字が合わない理由、レポートでの見方まで。

e コマースの指標

ECサイトでいちばん使うまとまりです。数字が出るには、商品の閲覧(view_item)、カートへの追加(add_to_cart)、購入(purchase)などのイベントが、商品の情報と一緒に送られている必要があります。Shopifyなら、Google & YouTubeアプリでつないでいれば送られます。

売上と件数(イベント スコープ)

指標意味気をつけること
合計収益購入 + アプリ内購入 + サブスクリプション + 広告収入 − 払い戻しウェブのECで広告収入がなければ、購入による収益とほぼ同じ
購入による収益商品の購入による収益の合計から、払い戻しを引いた額ECの売上として見るのはこれ
e コマース購入数購入手続きを完了した回数(purchase イベントの数)
トランザクション購入の件数アプリ内購入なども含む。ウェブのECなら、e コマース購入数とほぼ同じ
購入による平均収益購入による収益の、1回の購入あたりの平均いわゆる平均購入単価
払い戻し金額払い戻した額の合計返品・キャンセルの多さを見る
送料、税額purchase イベントで送られた送料と税額の合計

購入者

指標意味気をつけること
総購入者数期間中に1回以上買った人の数ヘルプではユーザーのカテゴリに入っている
初回購入者数期間中に初めて買った人の数新しいお客様が増えているかを見る
ARPU総収益 ÷ アクティブ ユーザー数買っていない人も含めた、1人あたりの収益
ARPPU購入による収益 ÷ 購入したアクティブ ユーザー数買った人1人あたりの収益
購入者あたりのトランザクション数トランザクション ÷ 総購入者数期間中に1人が何回買ったか

商品(アイテム スコープ)

商品ごとの数字は、アイテム名などアイテム スコープのディメンションと組み合わせて見ます。上の「売上と件数」の指標とは、探索で組み合わせられません。

指標意味気をつけること
閲覧されたアイテム数商品ページなどで、商品が表示された回数
カートに追加されたアイテム数商品がカートに入った回数
購入されたアイテム数商品が購入された回数
アイテムの収益価格 × 数量 − 払い戻し税と送料は含まない。そのため購入による収益より小さくなる
アイテムの割引額商品につけた割引の合計クーポンやセールの効き方を見る

商品ごとの数字は、「売上の促進」の「e コマース購入数」レポートで見られます。見方はGA4の使い方の記事に書いています。

広告の指標

指標意味気をつけること
Google 広告の費用Google広告で使った費用Google広告とリンクしていると出る
Google 広告のクリック数、表示回数Google広告がクリックされた回数、表示された回数
Google 広告のクリック単価費用 ÷ クリック数
Google 広告以外の費用、クリック数などMeta広告など、ほかの広告の費用やクリック数費用データをインポートしたときだけ出る
キーイベントまでの日数、キーイベントへのタッチポイント数最初の接点からキーイベントまでの日数と、接点の数広告の「アトリビューション」の画面で見る

広告の管理画面の数字と、GA4の数字は、数え方が違うので合いません。理由はアトリビューションの記事にまとめています。

ULTRO NOTES|計測・分析アトリビューションとは?GA4・広告・Shopifyで数字が合わない理由アトリビューションは、購入までに触れた広告やチャネルのうち、どれの成果とするかを決めるルールです。GA4・Google 広告・Meta広告・Shopifyで既定のルールがどう違うか、同じ購入が別々に数えられる仕組み、ECでどの数字を何に使うかをまとめます。

ライフタイムの指標

指標意味気をつけること
LTV1人のお客様が、最初に来てからこれまでに生んだ収益の合計探索の「ユーザーのライフタイム」で見る
全期間のトランザクション数これまでの購入の件数
ライフタイムのセッション数、全期間のエンゲージメント時間これまでのセッションの数と、エンゲージメント時間の合計

ライフタイムの指標は、ふだんのレポートには出てきません。探索の「ユーザーのライフタイム」で、最初に来た流入元ごとのLTVを比べるときに使います。探索の使い方はGA4の探索レポートの記事にまとめています。LTVの計算のしかたはLTVの計算の記事に書いています。

ULTRO NOTES|計測・分析GA4の探索レポートの使い方|ECでよく使う4つの型と経路データ探索GA4の探索レポート(データ探索)の使い方を、ECでよく使う4つの型に絞ってまとめます。標準レポートとの違い、7つの手法、ファネルデータ探索・経路データ探索・セグメントの重複・コホートデータ探索の設定、データ保持期間やサンプリングなど数字が合わないときの確認点まで。ULTRO NOTES|CRMLTVの計算方法|実務で使う式とShopifyでの出し方LTVの計算方法を実務で使う形に絞って解説します。累計購入金額÷人数で出すシンプルな定義、Shopifyの顧客コホート分析で12か月LTVと商品別LTVを出す手順、期間の決め方、上限CPAへの変換までまとめました。

知りたいこと別、見る指標

指標の名前から入るより、知りたいことから選ぶほうが迷いません。

知りたいこと見る指標
何人来たかアクティブ ユーザー
新しいお客様が来ているか新規ユーザー数、初回購入者数
何回来たかセッション
来た人が中身を見たかエンゲージメント率、平均エンゲージメント時間
成果につながったかキーイベント、セッション キーイベント率
いくら売れたか購入による収益
1回あたりいくら買われたか購入による平均収益
どの商品が、どこで止まっているか閲覧されたアイテム数、カートに追加されたアイテム数、購入されたアイテム数
広告が費用に見合ったかGoogle 広告の費用、購入による収益
長く買ってくれるお客様を、どの流入元が連れてきたかLTV(探索のユーザーのライフタイム)

ECの売上は、指標のかけ算で分けられる

ECサイトの売上は、次のように3つの指標のかけ算で表せます。先に図で示します。

ECの売上を、セッション、購入した割合、1回あたりの購入額のかけ算に分けた図。例としてセッション10,000、購入した割合2%、1回あたりの購入額8,000円で売上160万円
ECの売上を3つの指標に分ける(数字は説明用の例。株式会社ULTROが作成)(画像を押すと拡大できます)

1つずつ見ると、次のとおりです。

分けた指標GA4で見る指標動いたときに見直すところ
セッションセッション広告、検索、SNS、メールからの集客
購入した割合セッション キーイベント率(purchase に絞る)商品ページ、カート、購入手続き
1回あたりの購入額購入による平均収益価格、セット販売、送料無料の条件

たとえば、セッションが10,000、購入した割合が2%、1回あたりの購入額が8,000円なら、売上は160万円です(説明のための数字です)。売上が下がったときに、3つのうちどれが下がったかを見ると、集客なのか、サイトの中なのか、単価なのかの当たりがつきます。

ここからは私たちの使い方ですが、購入した割合が下がったときは、さらに「カートに追加されたアイテム数 ÷ 閲覧されたアイテム数」と「購入されたアイテム数 ÷ カートに追加されたアイテム数」に分けて、商品ページとカートのどちらで止まっているかを見ます。どのページで止まっているかを詳しく見るなら、探索の「ファネルデータ探索」を使います。

分けたあとで、動かすものを1つに決めます。『最高の結果を出すKPIマネジメント』は、売上を「量 × 歩留まり × 単価」に分けたうえで、全部を少しずつ上げる計画は現実的でないと書いています。分けた項目を、自分たちで動かせるもの(変数)と動かしにくいもの(定数)に分け、変数の中から1つを選ぶ、という手順です。著者は、量を増やすより先に、受注率のような歩留まりを上げるとしています。ECに当てはめると、購入した割合を先に上げてから、広告でセッションを増やす順番になります(ここはULTROの見方です)。

数字が合わないときに知っておくこと

同じ指標でも、画面によって名前が違う

2026年10月時点で、レポートの列名と公式ヘルプの一覧で表記が違う指標がありました。

レポートでの表記ヘルプの一覧での表記
総ユーザー数合計ユーザー数
表示回数ビュー
エンゲージのあったセッション数エンゲージメントのあったセッション数
アクティブ ユーザー、ユーザーアクティブ ユーザー数

名前が違っても計算は同じです。ネットで調べたときに、記事ごとに名前が違って見えるのは、このためです。

スコープが違うものは、組み合わせられないことがある

購入による収益とアイテムの収益が合わない、アイテム名と購入による収益を並べられない、といったときは、スコープの違いが原因です。詳しくはGA4のスコープの記事に書いています。

ユーザー数とセッションは、推定値で出ている

GA4のレポートのアクティブ ユーザー数やセッションは、1人ずつ数えた値ではなく、HyperLogLog++という方法で出した推定値です。そのため、日ごとの数字を足しても、期間全体の数字と合いません。詳しくはユーザー数とセッションの記事に書いています。

探索では、データが間引かれることがある

探索でデータの量が多いと、一部のデータから全体を推定する「サンプリング」がかかることがあります。行の数が多すぎると、「(other)」にまとめられる行も出ます。

Shopifyの数字とは、定義が違う

Shopifyのセッションや訪問者と、GA4のセッションやユーザーは、別の仕組みで数えているので一致しません。GA4の中で、先週と比べてどう動いたかを見るほうが役に立ちます。

参考にした情報

よくある質問

GA4の指標とディメンションは、何が違いますか?

ディメンションはデータを分ける切り口で、チャネル、ページ、商品名、デバイスなどです。指標は数えた結果で、セッション、ユーザー数、収益などです。レポートの表では、左の列がディメンション、右に並ぶ数字の列が指標です。

GA4のレポートの「ユーザー」は、どの指標ですか?

アクティブ ユーザー数です。エンゲージメントのあったセッションがあった人や、初めて来た人を数えています。イベントが1つでも記録された人を数える「総ユーザー数(合計ユーザー数)」とは別の指標です。

「合計収益」と「購入による収益」は、どちらを見ればいいですか?

ECの売上として見るなら、購入による収益です。合計収益は、購入に加えて、アプリ内購入、サブスクリプション、広告収入まで足した額です。ウェブのECサイトで広告収入がなければ、ほぼ同じ数字になります。

「トランザクション」と「e コマース購入数」は、何が違いますか?

e コマース購入数は、購入手続きを完了した回数(purchase イベントの数)です。トランザクションは、購入の件数で、アプリ内購入やサブスクリプションの購入も含みます。ウェブのECサイトなら、ほぼ同じ数字になります。

同じ指標なのに、画面によって名前が違うのはなぜですか?

GA4では、レポートの列名と公式ヘルプの一覧で、表記が違う指標があります。たとえば、ユーザー獲得レポートの「総ユーザー数」はヘルプでは「合計ユーザー数」、レポートの「表示回数」はヘルプでは「ビュー」と書かれています。計算は同じです。

まとめ
  • GA4の指標は、公式ヘルプの一覧だけで140ほどある
  • ユーザー、セッション、エンゲージメント、表示・イベント、キーイベント、e コマース、広告、ライフタイムの8つのまとまりで見る
  • レポートの「ユーザー」はアクティブ ユーザー数。総ユーザー数とは別
  • ECの売上は、セッション × 購入した割合 × 1回あたりの購入額に分けられる
  • 同じ指標でも、レポートとヘルプで名前が違うものがある
  • 指標とディメンションにはスコープ(ユーザー・セッション・イベント・アイテム)があり、違うものは組み合わせられないことがある

この記事を書いた人永田 龍史

株式会社ULTRO 代表取締役

Shopify Partner。Shopifyストアの構築・保守・広告運用・CRMを一気通貫で担当。個人として運用した広告費は累計40億円超。計測設計から逆算して、利益が伸びる仕組みを作っています。Google 広告の認定資格(検索・ディスプレイ・動画・ショッピング・アプリ・P-MAX・測定)と Google アナリティクス認定資格を保有。

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